神奈川県 横浜市 緑区 長津田 5−4−1  長津田クリニックビル 5F
アレルギー性鼻炎のレーザー治療、スギ花粉症
子供や妊婦さんでも受けられる治療です。
アレルギー性鼻炎のレーザー治療とは

 アレルギー性鼻炎は、アレルギーの病気です。アレルギーの3大疾患といえば、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎。 現在の医学では、アレルギーは治りません。

 アレルギー性鼻炎の治療は大きく3つの方法に分かれます。

1 薬物治療・・・内服薬と点鼻薬での、薬の治療です。
 症状があるとき、病院や薬局で薬を出してもらう。ほとんどのアレルギー性鼻炎患者の皆さんが行っている治療です。 最大のメリットは簡単なことです。しかし、薬を止めると症状が再燃します。
つまり、病気そのものを治すことはできない治療なのです。

2 減感作治療・・・自分に反応する抗原を調べ、それを注射する治療です。
 反応する抗原を、百万倍程度に(初回の濃度は患者さんごとに設定します)希釈した治療液を注射します。 翌週から、週に1回、毎回少しずつ濃度を上げた注射を2〜3年続けます。アレルギーを治す可能性がある唯一の治療です。 しかしいろいろな負担(通院時間、痛み、ショックなどのリスク)が大きいというデメリットがあります。 さらに、現在、治療用に製薬会社から販売されている抗原液は、ハウスダスト、スギ、ブタクサ、カモガヤの4種類しかなく、 反応する抗原が多数の場合は、治療は難しいです。

3 手術治療・・・アレルギー反応を起こす部分の、鼻の粘膜を手術する治療です。
 体の中のアレルギー反応は変わりません。しかし、通院や内服をやめられる可能性があります。
■ 日帰り
レーザー照射で、鼻の粘膜を焼きます。
時間は1時間弱。注射を使わない麻酔が30分、照射は10分程度です。

■ 入院 (7〜10日間)
・下甲介切除術 (鼻の粘膜を切り取る)
・鼻中隔矯正術 (鼻の曲がりを治す → 鼻づまりを改善)
・後鼻神経切除術 (鼻汁を出す神経を切る)

この3つを組み合わせます。
 レーザー治療の治療奏効率は、大体どこの施設でも、70〜85%ぐらいです。 レーザー治療の中でも、内視鏡を使う方法と、使わない方法があります。当然、内視鏡を使う方法が、しっかり病的粘膜を広く焼くことができますし、 治療成績も良いです。当院では、院長が平成7年以降施行してきた、内視鏡を使うレーザー治療を行っており、その効果は非常に良好です。


治療効果は2〜3年継続します

治療はほとんどの人が1回で終了します。

 レーザー治療で、アレルギー性鼻炎や花粉症が治ってしまうわけではありません。 鼻水や鼻づまりの症状が良くなりますが、体の中でのアレルギー反応はなくなりません。 最大の目標は、お薬をのまなくてもよくなる、病院に定期的に通院しなくてもよくなることです。

 しかし、ほこりやスギの花粉といった、患者さんにとって反応するアレルゲンを大量に吸い込んでしまったときには、やはり病院で治療をしないといけません。 スギの花粉症の患者さんは、3月上旬の春一番のふく日にはお薬が必要です。 そうした、ピンポイントで調子の悪い日以外は、お薬なしで過ごすことが出来るようになるための治療と思ってください。

 治療効果は2〜3年継続します。 個人差があり、長い人は5年以上、短い人は1年の場合もあります。 また症状が再燃してきたら、レーザーの再照射で再び症状はよくなります。スギ花粉症で言うと2シーズンが目安です。

 保険が効き、費用は左右両側で1万円弱です。まったく同じ治療を、自費診療で、数万円の値段をつけている病院もあります。

 スギ花粉症に対するレーザー治療も行っています。 スギ花粉症は、東京・横浜では1月上旬から花粉の飛散が少しずつ始まり、患者さんの症状が出るのが2月上旬から4月下旬で、 症状のピークは大体3月の1週目ころです。
 花粉症の予防的レーザー治療は、シーズンの始まる2ヶ月前がより有効で、前年の10月から12月が望ましい時期です。 シーズン中のレーザー治療は、10〜12月の治療と比べ、患者さんが実感できる改善効果が少なくなり、あまりお勧めしていません。 それでも治療しないよりは症状は軽くなります。

 時期を含め、スギ花粉症の予防治療についてもご相談ください。


子供や妊婦さんでも受けられる治療です

 子供や妊婦さんでも受けられる治療です。 妊婦さんにとってもリスクの低い治療です。しかし、無理に妊娠中にレーザー治療をする必要もありませんので、 お子さんをご希望の方は、妊娠前にレーザー治療を受けられることをお勧めします。

 お子さんは小学校1年生からお引き受けします。おりこうな6歳のお子さんなら我慢できる痛みです。